日常清掃とは、ですね。
日常清掃とは、ですね。
病院・介護施設の清掃に特化したエムケークリーンの清掃業務は、大きく二つに分けられます。毎日行う「日常清掃」と、定期的に行う「定期清掃」です。患者・利用者さまが日々使うトイレ、洗面、廊下、居室などを気持ちよく使えるように日々清掃を行うのが「日常清掃」。定期的に訪問して日常清掃で落としきれない汚れを専用の機材や薬剤を使って落とし、美観を取り戻すものを「定期清掃」と呼んでいます。エムケークリーンでは、「日常清掃」こそ施設の美しさを常に維持するために不可欠なものだと考え、一人ひとりの清掃スタッフが高いプロ意識を持って取り組んでいます。
エムケーの日常清掃、とはですね。
エムケーの日常清掃、とはですね。
重要なことは3つです。
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1 常駐スタッフの「心くばり」
施設に常駐するクリーンスタッフが「自分は施設スタッフとして見られている」という意識を持ち、利用者さまとご家族の立場に立って物ごとを判断することを、当社ではもっとも大切にしています。体調の悪い方がいれば、掃除機の音を絞る。食事中の方がいれば、作業する場所を変える――そんなちょっとした心くばり、目くばり、気くばりを行うことが、当社の日常清掃の基本です。
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2 介護・医療施設に特化した「清掃ノウハウ」
介護・医療施設での清掃業務とは、心地よい環境をつくることで利用者さまが”健やかに” 生活するお手伝いをするということ。ただ「見た目がキレイ」になればいい、のではありません。見えない部分の汚れも落とす。汚れの種類に応じた適切な対処法を判断する。衛生的な清掃過程を考える。それらを徹底しています。
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3 キレイを生み出す日々の「コミュニケーション」
私たちは、施設スタッフの方々との日常的なコミュニケーションを大切にしています。クリーンスタッフを管理するクリーンアドバイザーやエリアマネージャーが施設を随時訪問し、施設スタッフの方々からのご意見やご要望をお聞きします。コミュニケーションを重ね、改善を続けることが、よりよい施設づくりにつながるはず。私たちはそう信じています。
日常清掃を行う場所は、こちら。
日常清掃を行う場所は、施設ごとにさまざまな役割分担が考えられます。
事前のお打合せでどの部分に弊社の日常清掃が必要なのかを把握し、清掃業務を行います。
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トイレ・洗面
トイレは必ず汚れる場所。同時に、キレイかどうかがもっとも気にかかる場所でもあります。汚れは臭いや感染の源になることもあるので、見えない部分にまで気をくばって清掃を行います。便座はスライドさせ、ブラシなどは極力使わず、奥の奥までしっかり汚れを落とします。目指すのは、施設スタッフが使いたくなるトイレ、ご家族が自宅と同じようにリラックスして使えるトイレです。
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食堂
食堂は、実はクリーンスタッフの力だけでは美観維持が難しい場所。なぜなら、クリーンスタッフがいない時間帯の食べこぼしなどが時間を経て頑固な汚れになってしまうからです。とろみ食のこびりつき、きざみ食の食べこぼし、それらが車いすで踏まれて乾いてしまったもの……。施設スタッフの方々に、その場ですぐにキレイにしていただくためのノウハウを共有したり、お手入れしやすい環境を整えるなど、関わる全員が協力して美観向上を目指します。
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病室・居室
医療・介護施設では、その日その日で利用者さまの状況は変化します。だからこそ、病室・居室の清掃時には、入室前に「失礼します。清掃に入らせていただきます」と、礼儀正しく控えめにひと声おかけし、状況に応じた清掃を行うことをもっとも大切にしています。モップやダスターを使って「四角いところを、四角く掃く・拭く」ことを丁寧に行い、利用者さまの生活の場を心地よく保ちます。その他、接触面やベッド回り、高所・中所・低所をどこまで清拭、消毒するのかを考えます。
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玄関・共有部
お見舞いに来られたご家族がお部屋に行くまでに通るのが、玄関や共有部分。それらを丁寧にお手入れし、「家族がこの施設で過ごせてよかった」と心から安心してもらえるようにすることも、清掃業務の大きな役割です。廊下などの共有部分は多くの方が通行されるという点からも、安全面に配慮して作業を行います。
担当するスタッフは、こちら。
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日常クリーンスタッフ(施設常駐)
施設の規模や清掃箇所に応じて最適なスタッフ数でチームを構成。クリーンスタッフは施設のスタッフとして直接施設に出勤し、午前・午後など決められた時間帯で清掃業務を行います。施設スタッフさまと日々連携しながら、"清掃業務" だけでなく、キレイを維持しやすい"環境づくり" にも努めます。本社への報連相を日々行いながら、入居者さま・患者さまにとって心地よい環境づくりに貢献します。
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キレイにし続けることで、キレイに使ってもらえるようになるのが、何よりうれしい。
私たち日常クリーンスタッフが大切にしているのは、ただ施設をキレイにするのではなく、そのキレイが長持ちするように、その場所を”お手入れしやすい・お手入れしたくなる状態”に変えていくこと。実際に、日常清掃を始めたばかりのときは汚れがちだった施設も、私たちが清掃を続けていくうちに不思議とだんだん汚れにくくなってくるんです。トイレや洗面など、汚れやすい箇所もキレイな状態が長く続くようになってくるんですよ。施設スタッフさまや利用者さまの中に「キレイにしよう」という意識が芽生えてくるんですよね。
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クリーンスタッフとして積み重ねた経験・訓練を活かし、社内独自の認定を受けて活動しているのがクリーンアドバイザー。業務に関する施設との取り決め、クリーンスタッフの教育・指導、施設巡回による清掃チェックなどを行います。場合によっては、クリーンスタッフとして現場で清掃業務を行うことも。また、施設スタッフさまとのコミュニケーションを通して、施設の考え方を共有したり、改善点を見出したりすることも大切な業務です。
この手で清掃してきました。
今は書くことも多くなりました。 -
本社スタッフとして各施設を巡回し、現場の状況を把握します。施設スタッフさまから作業内容の変更やクリーンスタッフへの要望などをお聞きしたり、クリーンスタッフ間のコミュニケーションを円滑にするサポートを行います。
この手でスタッフの肩を揉んだり、
現場で掃除しています。
お客様から見たMKクリーンの日常清掃って?
「ひのでホーム」では清掃は自分たちの仕事だと考え、以前は内部スタッフでやっていたんです。ですが、利用者さまの食事の介助や入浴のお手伝いにもっと重点を置いてしっかりとケアしたいという思いから、清掃業務は信頼できるパートナーであるエムケークリーンさんにお任せすることになりました。日常清掃をお願いしてもう10 年近くになりますが、とくに冬場のノロやインフルエンザなどの感染拡大に効果があります。実際に施設スタッフへの研修も行っていただいているので、それも功を奏しているのではないでしょうか。清掃も行き届いていて、私たちも気づかない場所までキレイにしてくれるんです。細かな目くばりのおかげで備品の破損なども発見していただき、事故やケガの防止につながっています。
日常清掃スタッフの方々とは、すでに内部の職員だといってもいいくらい、しっかりコミュニケーションがとれ、信頼関係があります。作業中に出会うと、必ず一度手を止めて、ちゃんと挨拶してくれるんです。きちんとしたご挨拶は、何より面会に来られた利用者さまのご家族にとって、大きな安心感につながっていると思います。