出会いは、不純な動機から。
前職のときに体を壊して、退職。回復してから、また仕事がしたい!という気持ちが膨らんで、仕事を探すことになりました。とはいえ、まだ体も本調子ではなかったため、体力回復のリハビリもかねて、清掃業を始めることにしたんです。万が一、体調が急変しても安心な「医療・福祉機関」で清掃業ができる!という、ちょっぴり“不純”な動機から、MKクリーンの清掃パートスタッフになりました。週3回のパートのつもりが、いつの間にか現場リーダーになって、今はクリーンアドバイザー。現場スタッフの教育・指導係として各施設を巡回し、清掃チェック、人材教育、採用などを行っています。現場で清掃スタッフとして働いていた5年間の経験を活かし、本社と現場の架け橋になれたらいいな、という思いで日々あちこちの施設を訪問しています。本当は、体力が回復したら清掃業は辞めて、別の仕事を探そうと思っていたんですけど……なんだか不思議なご縁があったのかもしれませんね。
清掃の「引き出し」を蓄える。
清掃って、何だと思いますか?どの場所を、何のために清掃するのかによって、いろいろな答えがあると思います。私が考える医療・福祉施設の清掃とは、「時間との戦い」。家庭の掃除とは違って、決められた時間内に、決められた範囲を、しっかりきれいにしないといけないんですよね。ペース配分を考えないと、時間をオーバーしてしまう。急ぎすぎると、隅々にまで気が回らない。時間とクオリティのバランスが大切なんです。
実は、パートとして清掃スタッフをしていた当時、自分では「時間内にきっちりキレイにできている」とちょっとした自信を持っていました。ところがキャリアを積むと同時に、「あの時、全然できてなかったじゃん!」と反省することも増えてきたように思います。どういうところを見落としがちか、どういった部分を念入りにするべきかなど、細かいところは自分で気づいて初めて、自分の「引き出し」になるんです。今でも、現場に行けば行くほど、新たな発見がある。清掃って本当に奥が深いですね。
実は、パートとして清掃スタッフをしていた当時、自分では「時間内にきっちりキレイにできている」とちょっとした自信を持っていました。ところがキャリアを積むと同時に、「あの時、全然できてなかったじゃん!」と反省することも増えてきたように思います。どういうところを見落としがちか、どういった部分を念入りにするべきかなど、細かいところは自分で気づいて初めて、自分の「引き出し」になるんです。今でも、現場に行けば行くほど、新たな発見がある。清掃って本当に奥が深いですね。