mkstyle:Vol.112

MKスタイル112号。『卒業式』

社長のひとりごと
『愛をこめて…』
移動中の車窓に今はピンク色の桜の木があちこちに観られ、この時期はその他にも菜の花、チューリップ、ポピーと色とりどりの花が咲いていて車窓からの景色は彩られ楽しい季節です。そんな中、信号で止まった時にガソリンスタンドに目を向けてみると黒塗りの車をスタンドの従業員の方が洗車をしていました。
白い大きな反射板を黒塗りの車に向けています。初めての光景にちょっとびっくりでした。何をしていたのかと…手にはタオルを持ち反射板で拭き残しが無いかを確認しながらタオルで拭いていました。すごーい‼
そこまでやるんだ。と感心しました。また、その作業を行っていたのが若い方でした。信号が青に変わり、走り出した車の中で、「あの洗車、点検方法は彼のアイデアなのか。あのガソリンスタンドでは通常の洗車方法なのか」と考えていました。どちらにしても素晴らしいことです。そこに洗車を頼んだ車の方は“笑顔”と“ありがとう”の言葉が私には見えたからです。この体験で思い出した本があります。渡辺和子著『面倒だから、しよう』です。その本の「小さなことに大きな愛をこめて」の章に、新聞に投稿された長距離トラックの運転手の記事です。朝の7時ごろに一人の小学生が黄色の旗を手にして横断歩道をわたり始めました。その時、運転手は疲れていていまいましく思いながら急ブレーキをかけて止まったそうです。
ところが、その小学生は渡り終えたときに高い運転台を見上げて運転手に軽く頭を下げ、「ありがとう」といったそうです。その時、運転手は恥ずかしかったそうです。これからは横断歩道の前では徐行しよう。そして、もし道を渡る人がいたら、渡り終わるまで待ち、笑顔で見送ろうと決心したのです。ほほえみ、優しさ、愛は、このようにつなっがってゆき、溢れていくのです。と記されていました。

【編集後記】
『新しい挑戦』(えびさわ)
今回の編集後記を担当する蛯澤と申します。よろしくお願いします。
桜の花びらが舞い散る今日この頃、春が来たなぁというのを感じられるようになってきました。春と言えば良い節目なので、何かに「挑戦」してみよう!と思い昨年から、板橋シティマラソンに参加しています。このイベントに挑戦していて2年連続で何とか完走する事が出来ました。初めてフルマラソンに挑戦した時はいつになったらゴールにたどり着くのか?と苦しい時間を乗り越えてのゴールでした。今回の2回目の挑戦は前回の経験があるので、苦しい時間帯に来ても頭の中であとどの位走ればゴール出来るという計算が立つので精神的には楽に走ることが出来ました。これを経験、成長というのか!と実感できました。仕事に置き換えても経験、成長はリンクしてくることだと思うので、この経験というものを活かしどんどん成長していきたいと思います。皆さんもいろいろな事に「挑戦」してみてはいかがでしょうか?

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