【社長のひとりごと】
原点から受け継ぐ大切なこと、と『絆』。
原点から受け継ぐ大切なこと、と『絆』。
福島県いわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」をご存知でしょうか?今年の1月で50周年を迎えています。開設当初は「常磐ハワイアンセンター」という名称でした。今回、常磐興産の顧問坂本征夫氏と業務改革室長の下山田敏博氏のお話を聞く機会がありました。2011年3月11日に発生した「東日本大震災」で多大な被害を受けたのだと思っていましたが、3月11日の地震で建物が壊滅したのではなかったことを知りました。震度6弱の横揺れその時のお客様は宿泊客1000名、日帰り客1500名、従業員300名で、総勢2800名の方がいたそうです。スタッフの方たちは日頃の防災訓練通り、お客様をロビーに誘導し全員無事だったそうです。スタッフの方が一番に考えたのはお客様の「安全」でした。どう皆さまを無事にご自宅までお帰りいただくかにスタッフ全員が動きました。その当時ほしかったものは正確な情報だったそうです。道路の状態はどうなのか?情報がないのでスタッフが自家用車で考えられる東京までのルートを走って確認しました。安全が確認されたルートでお客様 (東京からの無料送迎バスを利用)630名と、食糧として売店にあったおまんじゅうからアメに至るまで、全てを18台のバスに乗せて13時間かけて全員無事に東京まで送り届けたそうです。スタッフの方々も被災者のはずですが誰一人欠けることなくお客様のために動けたのは何故だったのでしょうか。それは原点にありました。スパリゾートハワイアンズの前身は炭鉱で、そこで一番大事なことは『安全』なのです。炭鉱当時からの精神が今現在に受け継がれていました。ほっとしたのもつかの間で、4月11日に震度6弱の直下型余震が発生しました。その時の断層はスパリーゾートの敷地を斜めに横断していてもので建物が大き崩れてしまいました。この時は“もうダメだ”と思ったそうです。ここでも、炭鉱時代からの「一山一家」の精神で乗り越えていきました。再興のために「きずなキャラバン」と題してフラガール達が日本全国を回りました。現在新たなホテルを加え、復興したスパリーゾートハワイアンズフラガール達が回った日本全国から、お客様がいらっしゃるようになったそうです。
【編集後記】
『久々の日常清掃』(こういち)
『久々の日常清掃』(こういち)
こんにちは坂下廣市です。今年も早いものでもう11月です。夏の暑い日々もつい昨日のような気がしますが、季節はもうすっかり秋の気配です。先日、日常清掃のお手伝いに入る機会がありました。久々の日常清掃でしたので、わからないことが多かったのですが一つ一つ丁寧に教えてもらいました。日常清掃の方々は動き・段取りも良く感心しました。日頃の日常清掃が施設・病院の美化、衛生管理のお手伝いをしていると思い、改めて勉強になりました。
また施設のスタッフの方々からの一言「お疲れ様です」の言葉が嬉しかったです。埃一つない施設、病院を目指して頑張りたいと思いました。今年も残すところ2か月余りです。皆さんも体に気を付けて今年も乗り切りましょう。
また施設のスタッフの方々からの一言「お疲れ様です」の言葉が嬉しかったです。埃一つない施設、病院を目指して頑張りたいと思いました。今年も残すところ2か月余りです。皆さんも体に気を付けて今年も乗り切りましょう。