先代の社長は、根っからの営業マンでした。たくさんのお客様にかわいがってもらえる、何というか“天性”のようなものを持っていて、いつだってお客様本意。「どうしたらお役に立てるだろう？」と、そればかり考えている人でした。そのおかげで、ある日、新規立ち上げ施設の電化製品や什器類をまとめて受注いただくことに。でも私たち社内のスタッフにとっては寝耳に水の話で、びっくりするやらうれしいやら！当時経理を任されていた私は、一時的とはいえ負担する金額も大きかったので、どう資金を調達するかヒヤヒヤ･･････。お客様目線はとても素晴らしいんですが、社内のことも考えてよ～って思った記憶があります（笑）。先代社長が急逝してから、私が経営を引き継いだわけですが、性別やポテンシャルが違うので、先代と同じようにしたくてもできないジレンマを常に感じています。でも私は私なりの心くばりができればいいんじゃないかな、と最近思えるようになりました。お客様の心にきめ細かに寄り添う――それが、私の心がけていることです。お悩みがあればいつでも呼んでくださいね。自転車以外で、駆けつけます。